峠を越えた。いやー昨日まではどうなるかと思ったが、今朝起きてみたら腫れが引き始めているので、ホッとしている。
というのは、昨日の夜が痛みのピークだったのだが、ここ数日間、歯槽骨周りの炎症で、食べる動作をすると痛い、そのままにしてもジンジン熱い、という状況が続いていたのだ。
放っておかないで、歯医者に行けよ!
という感じではあるのだが、原因もわかっているし、前にも2度、3度と同じようなことがあったが、結局歯医者に行ってもできることはあまり無く、ただ収まるのを待つしかない症状なので、今回もただ待つことにしていた。
医学的な詳しいことはわからないが、炎症にはちゃんと意味があって、身体が普通の状態に戻ることを目指し、治すために必要な量(普段より大量)の血液を、その部分送っているのだと、最近では理解できるようになった。
よく聞くのが、「発熱の際に、無闇に解熱剤を使うな!」という話。身体の中に侵入したウィルスを叩くための防御反応として身体が自然に熱を出しているのに、それを薬などで下げてしまったら、かえって回復を遅らせてしまう、という話を耳にしたことがるのではないだろうか。
自分の場合の歯槽骨の腫れも、それと同じで、薬や外科的処置で痛みを和らげてしまうと、かえって回復が遅れてしまうと思い、我慢して放置していたわけだ。
自分は、かなり強い食いしばりの癖があり、その影響で既に2本の奥歯を失っている。医者に診てもらっても、虫歯や歯周病があるわけではない。それなのに、今回のような歯槽骨周辺が炎症を起こすことが、時々あるのだ。原因は、ストレスか?身体の歪み?あるいは、その両方が重なると、その強い食いしばりをしてしまうのか?いまだに詳しいことは不明だが、まずは、症状が和らいできたので一安心だ。
アトピーの脱保湿治療に挑んでから、考え方が本当に変わった。
痛かったり、苦しかったり、身体が発するさまざまなサインは、「今、身体は何かと戦っている!」ということを知れせているのだと受け止められるようになった。前は、すぐに薬に頼っていたのだが、今は、自分の身体を信じているという感じ。今回も自分の身体を信じてよかったと、思っている。
このまま、症状が完全に消えることを願っている。
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