昨日、著作権や肖像権の話が話題になった。というより、昨日から著作権や肖像権のことでもめている。この件に関して、誰ひとり悪くない、と、個人的には思っている。
基本的に、実績のないチームが、新たなチャレンジをしたのだから、こうした行き違いは起こり得るものだと思っている。
「こういう仕事をなんどもやってきているだろう?」
と、自分でも思うのだが、今回は条件が明らかに違う。自分はCMの制作などは何度も経験しているが、こうした動画の制作は初めてだ。クライアントも元請けになる制作会社も、こうした制作の経験が少ない。そして、予算も限られている(予算のせいにしたくはないが、間違いのない体制を組むには、それなりにお金が必要だ)。なので、それぞれの役割りも曖昧になるし、著作権や肖像権などの管理も十分にできていなかった。
そうした細々としたことをきちんと詰めてこなかったのが、今回の一番の反省点ではあるが、この話がきた時点で、すでに時間の余裕はなかったし、話が進むごとに予期せぬ懸念材料も出てきたし、途中でこの状況を冷静に振り返り、進むか?留まるべきか?を真面目に検討していたら、多分、作品がここまで仕上がることはなかっただろう。見切り発車は覚悟の上だ。
時間のない中、予算も限られている中、関わった全ての人々の献身で、ここまできている。
そういう意味では、関わってくれたすべての人々に、心から感謝したい。
そして、今の状況が前に進むことを心から願う。
いつの日か、今の状況を振り返り、「あの時はまいったね…」なんて話せる日が来ることを信じたい。
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