再開139日目

自分は、本当に周りの人たちに恵まれている。昨日も今日も心からそう思える体験をした。

というのは、一緒に仕事をするスタッフが、本当にスゴイ人たちだからだ。

昨日は、テレビCMの打ち合わせだったのだが、監督から提案された案が、どれも素晴らしかった。難しいオーダーを物ともせず、素敵な仕上がりが想像できる案が６案も出てきた。

プロデューサーと３人で、なんとか４案に絞ったが、落とされた２案もそれなりに素晴らしい案であり、落とすのが惜しい表現だった。

そして、今日の午後はグラフィックの打ち合わせだったのだが、若きアートディレクターが、これまた素晴らしい案を９案も提案してくれた。とてもクレバーな人なので、難しい（表現の幅が限られた）課題を見事にクリアし、提案してくれた表現は、どれもターゲットの心に刺さり、なおかつクライアントにも喜んでいただけそうなものばかり。

来週の提案が、楽しみになるような提案だった。

そして、そして、頼りになるプロデューサーの存在。

「この案は、面白いと思うけど、リーガルチェックのことを考えると、自分としては自信を持って提案できない。だから、残念だけど落としたい！」と、キッパリ。

「えええええ、そうなの？いい案だと思うけどな…」と、心の中では思っても、そこまできっぱり言われちゃうと、こちらも引かざるを得ない。

みんなが、自分の持ち場で、素晴らしい力を発揮してくれている。

ありがたいな。と、心から思う。

たった今、別の仕事のディレクターも、超ファインプレーでみんなを助けてくれた。

こんな素晴らしい人たちに囲まれているのだから、自分も頑張らないと！

改めて身が引き締まるここ二日間だった。