昨日の忘年会の際、最後の方で隣に座った友人に、立志教育の話をしてみた。来年3月12日にキックオフの講演会などがある宇都宮のプロジェクトの話だ。
立志教育について全く知らない人への、しかもかなり飲んだ後の説明だったので、要領を得ない感じだったとも思うが、「興味もあるし、一緒にやってみたいかも…」という感想をもらうことができた。また、詳しく話すね!ということで、話は終わったのだが、話してみてよかった。
その人は、会社員として責任あるポジションを務め上げ、60歳を迎えるタイミングで仕事には一区切りつけたいと考えていたらしく、むしろ、渡りに船のような感じだったようだ。
もちろん、その人の会社としては、優秀な人材を手放すのは惜しいようで、「引き続き働いて欲しい」と、考えているようだが、本人は、寝ても覚めても仕事!仕事!という日々を長年続けてきたようで、“やりきった感”があり、一区切りつけたいという気持ちは、固いようだ。
なんとか食べていくために働かないといけない自分とはえらい違いだが、「子供たちの未来のために、何かやりたい!」といった気持ちになるのは、自分たちのような世代に、まあまああることのようだ。
自分が尊敬する高校同窓会の幹事仲間の人も、投資家としてちゃんと収入を得ながら、さまざまな地域貢献に携わっている。
人生が残り少ない自分達のような人間には、できることもそれほど多くはないけど、最後は最後で充実していたな!と思えるように、いろいろな人たちを巻き込んで、少しは社会の役に立ってから死にたいと思う。
ひとりひとりが、それぞれの持ち場で、能力全開で働く。そんなワクワクする毎日のために、少しでも役に立つ。それが、自分の今後の目標だ。
来年2月3日は、高校の最後の同窓会。集まるたくさんの同窓生に、これからの自分の挑戦について話してみるつもりだ。いろいろな能力を持った、いろいろな人がいる。得意分野を合わせれば、面白いことができるかもしれない。
うん。ますます楽しくなってきた。
UnsplashのHans-Peter Gausterが撮影した写真をアイキャッチにお借りした。
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