今日は、積極的に休んだ。
言い訳ではなく、無駄な怪我を避けるために、前向きな気持ちで休んだのだ。
まあ、何とでも言えるよな。と、言われてしまいそうだが、身体のことなので無理は禁物。ダメージに対するリカバリー力が弱っているので、これは仕方ない。今後は、こんな感じで3日か4日続けることができたら、一回休みを入れて続けていく。
昨日は、勇気ある撤退!というのを経験した。
時間がなく、ちょっと理不尽ともに言える条件のプレゼンのオファーがあったのだが、結果的には断ったのだ。
予算的には、魅力的なプロジェクトだった。元々は、今期のメインの案件となるはずのものだった。競合相手も申し分ないほどの強敵。途中までは、やる気満々だったのだが…。
もともとオファーを受けていた会社(自分はそこから外注として参加した制作メンバー)の責任者の話を、よくよく聞いてみると、クライアントの要求内容に無理がある。「お金は払うよ!どんなモノ提供してくれるのかな?」と言った、いわゆる“お客さん”的な思考のクライアントだというニオイがぷんぷんしてくる。
自分たちの仕事は、クライアントのお困りごとの解決をお手伝いするものではあるが、クライアント自身が解決に向けて動く意志がなければ、すべては水の泡になってしまう。自分たちは、クライアントの願いを叶える魔法使いではない。真剣に戦おうとするクライアントに、最強の武器を供給し、共に戦うパートナーなのだ。
こうした、“お客さん”的な思考のクライアントでは、仮にプレゼンに勝利したとしても、自分たちが納得できる仕事ができそうにないと判断し、降りる決断をしたわけだ。
オファーから、降りる決断までの時間は、だいたい6時間程度。その時の真剣なやりとりは、関わったメンバーの結束を高める形となった。
降りる、という一見後ろ向きの意思決定にも、真剣に向き合えば、きちんとプラスの要素があるのだなぁ。と感じた出来事だった。
来月、このメンバーで集まることになった。
何か、決起大会のような前向きな時間になると、自分は確信している。
頑張らないと!
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コピーライター/クリエイティブディレクター
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