再開57日目

いやーーーー！快調だった。
１キロの平均ペースが８分50秒。たった９秒だけど一昨日より速くなった。

時々休みは入れるけど、できる限り日々の日課としてウォーキングを続けている。それにより、脚の筋肉が随分としっかりしてきた。年老いた関節も、心なしか復活してきているようで、無理なく速く歩けるようになってきた。途中、ものすごく短い距離だが、ランニングも入れ始めているのだが、そのランニングもしっかり踏み出せるようになってきた。なんか嬉しいよな。少しずつだけど、身体が若返ってきているような気がする。

今日は、途中で雨に降られた。

帽子をかぶっていなかったので、頭にポツン！ときて、「鳥のフンじゃないよな？」と、頭を触って、手の臭いを嗅いでみたが大丈夫（笑）。「え？雨？」と、まるで天気をチェックしないで出てきたことにそのとき気づいた。

「まあ、すぐに止むだろう…」と、歩き続けたが、次第に雨が強くなってくる。いつも自分の手前を歩いている男性が、トンネル（東海道線が上を通る）の中で雨宿りしている。「え、これ、本格的な雨なのね…」と、考えながら歩き続けているときに子供の頃を思い出した。

あの頃は、夕立ってあったよね。

辺りが急に暗くなるって、雷がなって、大粒の雨がサーッと降り出すアレ。降る時はドッと降るけど、止んだ後は涼しくなって、夕焼けも見える爽やかな感じ。もちろん、今でも時々そういう雨が降っているのかもしれないけど、いわゆるゲリラ豪雨は頻繁にあっても、あの爽やかな感じの夕立が少なくなったように感じる。気候危機の影響なのか、天気の質は確実に変わってきている。

雨は、昔からあまり好きではなかったけど、あの夕立だけは別だった。雨が降り出したのを見て、わざとサッカーボールを持ち出して、ずぶ濡れになりながら家の前でボールを蹴ったりしたことを思い出す。洗濯をしてくれていた母親からすれば迷惑な話だが、夕立に濡れるのは本当に気持ちよかった。

なんて、記憶を蘇らせて歩いていると雨が弱まってきた。

よかったよ。ショートカットして早めに帰ろうかとも考えたが、いつものコースを最後まで歩くことができた。おかげで平均ペースの新記録樹立。明日と明後日は、病院の付き添いで休みだから、いい記録（人に言ったら笑われるようなものだけど）が出せたのはうれしい。