再開86日目(肩痛が引かず完全休養)

痛すぎて何もできない。ついに、近所の整形外科を受診。久しぶりに皮膚科以外の医療のお世話になった。

サッカーをやっている頃は、頻繁にあちこち痛めていたので、まあまあお馴染みさんだったが、お世話になるのは久しぶりだ。

病院までクルマで行ったのだが、まず、車に乗るときに驚いた。

ドアを開けて、運転席に乗り込み、ドアを閉めようと思ったのだが、右手が横に伸びない。たとえ右手が届いたとしてもこちらに引っ張ることができないこは容易に予想がついた。そんなわけで、両足を表に出した状態で左手でドアをある程度閉めてから両足をしまい、左手が届く位置から扉を閉めた。

おいおい、なかなかの重症じゃないか!

これでは明日妻を買い物に連れて行くことなど到底できないな、と考えながら、ほぼ左手一本でクルマを操作する。「オンボロクルマを老人がいきがって片手ハンドルかよ!」と、ツッコミを入れられそうだが、右手に力が入らないのだから仕方がない。

なんとか無事に病院の駐車場には到着したが、駐車スペースにも思いっきり斜めに駐車。不安そうに誘導してくれた駐車係の方が、「あ、それで大丈夫ですよ、隣のスペースも今駐車できない状態ですし…」と、同情を込めた口調で言ってくれたので、「すみません、右手が痛くて…」と、小さな声で言い訳した。

病院でしていただた処置は、レントゲン撮影からの、痛み止めと炎症を抑える注射とリハビリ。幸い骨には異常もなく、薬が効いている今は痛みも少し楽になっている。食後や就寝前に飲む痛み止めと湿布をいただいたので、この数日間でだいぶ楽になっていくはずだ。

アトピーの脱ステロイド治療に取り組んでききた4年以上、ステロイドをはじめとする薬を毛嫌いしてきたが、今日はあっさりと受け入れた。先生が看護師に「“リンデロン”○×mg、○△×を△×mg!」みたいに、注射の薬剤の配合についてを指示を出しているのが聞こえてきて、「やっぱりステロイドを使うのね。そりゃそうだよな…手っ取り早く炎症を叩くならステロイドだよな!」と、ちょっと複雑な気分になったが、おとなしく注射を打っていただいた。

病院に行った一番の理由は、「とにかくこの我慢できない痛みをなんとかしてもらいたい!」というものだったので、方向性としては合致している。持病のアトピーにも、デュピクセント(アトピーや喘息のもとになるアレルギー反応を原因から抑えてしまう治療薬)で症状を抑えている今、影響も少ないはずだ。

まずは、痛みをとって身体の歪みを改善し、ゆくゆくは肩関節の可動域も広げていきたい。というより、日常生活が普通に送れるようにしていきたい。そのために医学に頼ることは間違いではないと思うことにする。

いや、この数日間、本当に痛かったんだって!治さなければ、ウォーキングだって、まともに再開できない。

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shoji
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