医学の力は凄いな。治るために必要な炎症を無理やり抑え込んでしまい、痛みの神経伝達もブロックしてくれているのか?右肩の痛みが嘘のように引いている。
もちろん、完全に痛みがないわけではないが、散らかしたままだったちゃぶ台周りの片付けをしているときに、右手で掃除機を持っている自分に気がついた。まあ、持てば痛みは軽くあるのだが、激痛が走り思わず掃除機を手放してしまうこともない。昨日は、車のドアを引き寄せることさえできなかったのに…。
自分の身体が、今、どんな状態なのか?薬を使ってしまうと見えなくなってしまう。以前の自分はまさにそんな感じだった。
目が痒ければ目薬を使う。鼻が詰まれば点鼻薬を噴射する。喘息の発作が始まりそうだと吸入器を使う。皮膚が痒ければ軟膏を塗る。挙句の果てには、風呂に入って髪や身体の皮脂を、シャンプーや石鹸で必要以上に洗い流した後、ステロイドの入った外用薬をまるでローションやクリームを使うように肌に塗りたくっていた。そう、不快な状況が訪れたら、それから逃げることだけを考えて、安易に薬を使っていたのだ。
そんな感じなので、自分の身体は随分と免疫力が下がっていたと思う。だから、症状→薬→症状→薬の悪循環。それでも健康診断では、全ての項目が正常値の中に入ってはいたが、外からは見えないさまざまな部分に、かなりガタが来ていたはずだ。
しかし、この4年間、脱ステロイド&脱保湿を中心とするアトピーとの戦いで、身体の仕組みを学び、安易に薬に頼らないようにしてきた。そう、身体が薬に甘えてしまわないように、不快感をあえて感じ、自分の身体が戦っていることをイメージしてきたのだ。
最近はまた、デュピクセントなどの薬に助けられ始めたが、それでも薬に頼りすぎることを警戒する自分は健在だ。
で、今の自分はどんな感じなのか?
試しに血圧を測ってみた。
鎮痛剤や抗炎症剤、そうした強い薬の副作用に備えるための胃腸薬などを多めに飲んでいるので、心臓等にも負担があるのではないか?なんといっても60歳だし、心臓や血管にもガタがきているのではないか?と考えたが、結果はご覧の通り、超優等生とも言えるような恥ずかしいくらいの数値が出た。
この4年間、自分の身体に課してきた負担は、概ね間違っていなかったようだ。最近のウォーキングの効果も出ているのかもしれない。肩痛で休みまくってしまったが、明日、遅くとも明後日には、また歩き始めようと思う。
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