再開130日目(打ち合わせのため休養)

本を書くことにした。正確に言うとある方の出版をお手伝いすることにした。その人は製造業専門のコンサルタントをされている方で、一度、その方が主催するオンラインセミナーに参加したが、とても発見の多い内容だった。

日本の製造業は、もともと高い技術を持っているものの、その衰退が止まらない。多くの技術が海外の企業に真似され、盗まれ、“コスト”という悪魔の言葉に飲み込まれてしまっているのだと思う。

昨今の人手不足などで、事業承継もうまくいかず、廃業せざるを得ない製造業者も多いが、その人の教えが広まると、日本の製造業、特に町工場のような中小企業の多くが、再び立ち上がり、力強い一歩を踏み出すのではないだろうか。

先日飲んだとき、その人の言っていたことは、目からウロコだった。

「みんなね、コストを下げようと、一生懸命になるでしょう?でもね、それじゃダメなんですよ。大切なのは、どうすれば品質は上がるかを考えること。そうすることで、コストは結果的に下がるんです」

どうた!スンゴイ言葉じゃないか?

自分は、その話を聞いて確信した。

この人の教えを本にしたい!いや、本にしなければならない!と。

今朝になって、本の全体をこんな方向にした方がいいかも!なんて、アイデアも出てきた。力を貸していただきたい人の顔もチラホラ浮かんでいる。

海外勢が、コストで推してきても、日本の製造業が戦える武器がひとつある。

それは、志だ。

その人の教えは、日本の製造業に携わる、優れた職人たちの魂に火をつけ、その飛躍のきっかけになるだろう。

そんな一冊の一翼を担えれば、言葉の仕事をしている自分にとって、これほど名誉なことはない。

来年一年かけて準備して、2025年には必ず出版する。

著者に了承を得ずに、勝手に宣言してしまおう!

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shoji
コピーライター/クリエイティブディレクター
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