心房細動の手術は術後が山(病床日記その後)

6月11日に発作性心房細動の手術を受け、今日、予定通り退院できた。

執刀していただいたA田先生、スタッフのみなさま。

本当にありがとうございました。

手術当日のことについて、書いておこうと思う。

実は予想以上に、大変なことがあったから…

●6月11日手術当日の流れ

①5時40分採血
   ↓
②6時40分検温&血圧測定
   ↓
③11時20分手術室へ(準備をしていただいている段階で、眠りに落ちる)
   ↓
④13時50分病棟へ(手術室で目覚め、朦朧としたまま病棟へ戻る)

※ここから安静が続く。カテーテル挿入のための傷口が右足鼠蹊部と首にあり、その部分が塞がるのを待つために、首は2時間、右足は6時間動かしてはいけない。

⑤15時40分  首が動かせるようになったので当日はじめての食事(首は動かせるが右足を動かすことができず(寝返りもNG)、上を向いたまま食べるので、ものすごく食べづらかった。少しこぼしたが、なんとか寝たまま食べられた)

⑥19時40分  右足安静解除のための確認。ぐるぐるまきの絆創膏を外してみたら、出血してしまったらしく(自分では見えなかった)、安静時間が22時頃まで延長されることを告げられる…(涙)

⑦21時40分  再び絆創膏をとって出血の有無の確認。今度はなんとかセーフ。寝たまま慎重に右足の曲げ伸ばし10回。ベッドの横に立ち、足踏み10回。これで、出血がなければ安静解除だが…

出血は認められず、晴れて安静解除!(感激)

⑧その後、誰もいない消灯後のデイルームで食事。

食事

当直の看護師さんが、おにぎりとおかずを電子レンジで温めてくれた。今回の入院の中で、一番おいしい食事だった。「ザ病院食」なんて書いていたことを少し反省(笑)。

なんとか空腹も満たされベッドへ。

自由に寝返りが打てることがこんなにもありがたいことなんだと、改めて感じる。

という感じで、心房細動のカテーテル手術は、受ける側にとって、術後が山であるということを今回実感。

他の多くの手術同様、手術中は意識がないので気がついたら終わっている感じだが、その後、右足を動かせないのがとにかく辛い。

他の手術でも、麻酔が切れた後に傷口が痛むことはあるが、鎮痛剤を飲んで寝てしまえばなんとかなる。

でも、無意識に動いてはいけないので、6時間(今回は8時間)ひたすら同じ姿勢を意識的にキープするのは結構きつい。

「我慢しないで、腰の下にタオルを入れるとか、湿布を貼るとか、やってほしいことがあれば、なんでも言ってくださいね!」と、看護士さんから伝えられていたので、私は素直に甘えさせていただいた。

湿布を背中と腰に4枚貼り、腰の下のバスタオルも時々移動させていただいたり、細かくケアしていただけたおかげでなんとか凌ぐことができた。

心房細動の手術は、術後に待っている強制安静時間が一番辛い。ということを、今回の経験で知ることができた。

もし、この手術を受けることになった人がいたなら、

我慢なんかせずに、看護士さんに素直に甘えることを激しくお勧めする!

今回お世話になった皆さん。本当にありがとうございました!

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翌12日、執刀医のA田先生から、今回の手術に関するご説明をいただく。

A田先生は、本当に丁寧にやさしい口調でお話しされるので、安心感がすごい。

以下、今回の手術の概要

鼠蹊部(こちらがメイン)と首(こっちは補助)の2箇所からカテーテルを挿入し、左心房の肺静脈4箇所の入り口(ここで以上なパルスが出ていることが多い)を焼いて(今回は冷却ガスで低温火傷)絶縁部にする。

その後、通常は、この他に以上なパルスを出している箇所がないか、人工的に心房細動を誘発させて検査。あれば、その部分をひとつひとつ焼いてく。誘発しても心房細動が出なくなるまでこれを繰り返すらしい。

私の場合は、肺静脈の4箇所を処置し、不整脈を誘発させたが、その他の部位で心房細動が起きることがなく、ここで手術が終了となったらしい。

今後、3ヶ月間は心臓内に(低温火傷による)炎症があるため、むしろ不整脈は出やすくなる。それを薬で抑えつつ、炎症が落ち着くのを待つ。

(絶縁部になっているのに、なんで不整脈が起こるかは不明…お聞きするのを忘れた)

3ヶ月以降に再び不整脈が発生しなければ一応根治となる。

今は、3ヶ月以降の再発がないことを祈るばかりだ…

次回の外来までに、自分で心電図(30秒間)が記録できるように貸し出していただいた、携帯型の心電計。

携帯心電計

入院の間、風呂や手術の時以外は24時間一緒に過ごした心電計とも今日でお別れ(涙)。

心電計

こんなかわいいポーチに入って、首からぶら下げていた。

ポーチ

今回も、本当に多くの方々、いろいろなモノにお世話になった。自分は、生かされているんだなぁ。ということを改めて感じた経験だった。

みなさん、本当にありがとうございました。

治していただいた身体を大切にして、少しでも人の役に立てるように努力します。

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shoji
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コピーライター/クリエイティブディレクター
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