ご存知かもしれないが、もうすぐ父の日なので素敵な本をご紹介。
『My Dad 私のおとうさんの物語』(海と月社)は、
私が大好きな出版社、「海と月社」から昨年の春に送っていただいたアイデアブックだ。
お父さんに向けた38の質問が入っており、その質問に対する答えを綴ってもらうことで、
世界で一冊の本ができるというもの。
もちろん、お母さん向けの本もある。
今年の母の日は過ぎてしまったが、お誕生日のプレゼントにもいいかもしれない。
あ、お子さんが生まれてくるご夫婦にもいいかも…。
本の中身をお見せするのは基本NGらしいが、出版社の社長も奥様もきっと許してくれるはず。
少しだけ見せてしまおう。
うーん。見ているだけでほんわかする本だ。
これをいただいてから、ページを開いたとき、こう感じたのを思い出す。
「親のことって意外に…いや全然知らないじゃん!」
そう、親は、大人になるまで多くの場合、子供のそばにいてくれる存在だから、なんでも知っているとつい勘違いしてしまう。いや、そんなことさえ意識せずに、知らないことがいっぱいある!ということにも気づかず、過ごしてしまうものなのではないだろうか…。
父親は10年以上前に亡くなっているので書いてもらうことは不可能だが、母親ならまだ間に合う!とばかりに、この本をいただいた後、すぐにAmazonからギフトを贈ったのだった。
本当に素敵な本なので、ぜひ書店で手にとって眺めていただきたい。
最後に、この本を送っていただいたときに、同封されていたお手紙の一部を紹介したい。
お手紙の後半が、こんな感じで締め括られている。
私たちは、この本が「“母や父は、自分の親である前にひとりの人間である”ということに気づかせてくれる」ところに惹かれています。一見すると、いつもの弊社の本とは全然違うようですが、「一人ひとりが尊重される組織や社会、一人ひとりが考えて行動する組織や社会」を理想とし、その実現を願ってビジネス書を刊行している私たちとしては、同じ線上にあると密かに思っています。が、もちろん、送り手の想いなどどうでもいいことです。手にした方がそれぞれに活用し、お楽しみいただけたら、これほど嬉しいことはありません。
このお手紙の、「一人ひとりが尊重される組織や社会、一人ひとりが考えて行動する組織や社会」を理想とし…という部分が、個人的にものすごく好きなんだよな…。
そんな組織や社会の実現のために、自分にもできることが、きっとあるはずだ。
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