母が歳をとった。何も親孝行をしないまま。新座の実家では、毎年、近所の子神社に初詣に行くことになったいるのだが、その往復が母には堪えるようになったようだ。アイキャッチの写真は、初詣帰りの一コマ。仕事が忙しく、運動不足で太ってしまった息子が、母を支えて歩いてくれた。
親孝行を何もできない自分が不甲斐ない。なんて、情けないことを考えていたが、そんな気持ちも吹き飛んでしまうようなことが起きた。
なんと元旦に、大きな地震が起きた。被害の詳細はまだまだ不明だが、死者も出ているようだ。余震は今も続いていて、被災地の人たちは不安で不自由な時間を過ごしている。コロナが落ち着き、久しぶりの帰省などで、楽しく、のんびりとした時間を過ごしていたであろう人々が、まさに不意打ちにされたわけだ。
神様は、随分と意地悪なことをするな。
また、人間に試練を与えるんだな。なんて、感傷的なことを考えてしまったが、自然の営みは、人間の事情とは無関係。いつ起こるかは、まるでわからないものだ。地震のような自然災害によって、人間が立てた計画などは、いとも簡単に崩さってしまう。生命を守る、ということを最優先に、それ以外のことはどんどん後回しになっていく。
自分たちが、準備を始めているさまざまなことも、こうした自然災害が起きたら、無になってしまうのだろう。そう考えると、“何か”ができるということは、まさに奇跡なんだな。と、改めて感じてしまった。
今年は、いろいろなことにチャレンジする予定だが、何があってもいいように、準備だけは早めに進めよう。そして、目的が達成できたら、心から感謝しよう。自分は、自分にできることを粛々と進めるだけだ。
最後になりましたが、被災地の生命が、ひとつでも多く救われますよういに。また、お亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈りします。
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