昨日、かなりショックを受ける出来事があった。ある会社の従業員の方が、「3月いっぱいで会社を辞めるつもりでいる」と、教えてくれたのだ。
自分は、その会社のブランディングなどをお手伝いしていて、その人が入社されたとき、「この人の影響力で、この会社は大きく変わるはずだ!」と確信し、微力ながら応援してきた。
少し前から、その会社にさまざまな問題があることを、その人から聞いていた。自分は、その会社の経営者に、そうした問題点について進言しようと考えていたのだが、それができないまま、こうした残念な方向にことが進んでしまっている。自分の不甲斐なさと経営の難しさを、改めて痛感した。
人を大切にしない会社に未来はない。
今までも、それはそうだったが、人手不足倒産時代のこれからは、人を大切にできない会社は、バタバタと倒産していくことになるだろう。
昨年末の感動コンテストの講演で、メートル・ドテル(レストランの給仕長)の方がおっしゃっていたのだが、人がいちばん嬉しいのは、「人が自分を気にかけてくれていることを知った時」らしい。尊敬するコンサルタントも確か、こんなことを言っていたな。「愛の反対語は無関心」だと。
そうなんだよ。
「君の頑張りを見ているぞ!頑張ってくれてありがとう!」と、ことあるごとに伝えないと、人は頑張れない生き物なんだよ。
自分は、それができているだろうか?
もう一度チェックし、自分に力を貸してくれるチームの人々が、その能力を最大限に発揮できるように、力を尽くさなければいけない。「人の振り見て我が振り直せ!」を、肝に銘じよう。
UnsplashのSasha Freemindが撮影した写真をアイキャッチにお借りした。
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